1910年頃　フランス

• サイズ　H6,7cm（本体5.3cm バチカン1.5cm)+付け外しヒキワ1cm W2.8cm D1.6cm　
• 素材　シルバー800
• 刻印 800
• アールヌーボーの珍しいシルバーのコインケースです。アールヌーボーらしい曲線の宿り木柊の様が両面に入っています。宿り木は他の木に寄生して育つ植物で、西洋では神聖な植物として大切にされてきました。クリスマスには宿り木を飾る習慣があり、宿り木の下でキスをすると幸せになるという言い伝えがありました。大きさも厚みもあって存在感があります。上のポッチを押すと開く賢い仕組みになっています。（無理にサイドからこじあけないでくださいね）中を明けると、片面にコインを入れるところが付いています。下には直径1.8cmのコイン、上には1.6cmのコインが入ります。一円玉でも入らない昔のコインのサイズです。2セントコインや小さなメダイユなら下に入ります。コインでなくとも、写真などもはさむことができると思います。アンティークのコインケースや貯金箱はそれだけでラッキーアイテムなので、実際にお財布として使うのは難しいかもしれませんが、大切なものを入れたりするケースとして楽しんでいただければ、と思います。大きいのでロングチェーンでペンダントトップにしても、バッグチャームにしても素敵です。他のものに付けやすいように1cmのアンティークのヒキワを付けています。100年くらい経って、コインケースの細工もきちんと残っていることに驚きます。